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2006年9月22日 (金)

黒色セラミック印刷

前回に引き続き色をテーマにしました。

フロントガラスの周辺域に黒く縁取りしてあるのご存知と思いますが、数種類の色物は自動車の型式によっては存在しますが、これもカラーシェードバンド同様にデファクトスタンダードは黒色です。

 目鼻立ちを際立たせるアイラインのようなモノですが、では何のためのアイラインでしょうか?

 実はフロントガラスの装着方法に原因があります。以前は合成ゴム製のH型リブを使って金属のボディーに装着していましたが、シートベルト着用義務が法制化される前に正面衝突の際にフロントガラスが車体から外れて乗っていた方が車外に飛び出す事故が多発しました。このことも装着方法の変更につながった一因と思われます。

 さて理由はともかくボディーへの装着方法が接着剤での貼り付けに変更になりました。ただそうなると透明なガラスで貼り付け面の猥雑さを車外表面から覗く形になり、せっかくの車体がガラス面で台無しになってしまいます。それを目隠しするための方法として検討されたのがガラスに印刷を施すことでした。ただ印刷インクはガラスに馴染みやすく、ガラスを透過してくる光で退色せず、さらに直射日光下での温度上昇や寒冷対策も考えた時に唯一たどり着いたのが焼き物の釉薬に使われていたセラミックインクでした。しかしガラスは陶磁器のような高温では融解して形状が乱れてしまいます。きれいな黒色を発色させるためにいろいろな検討の結果が現在に至っているということです。

 これでただ単にアイラインを引いて目鼻立ちを際立たせているのではない事を理解いただけましたでしょうか。  さて色の次は何について書きましょうか。

2006年9月15日 (金)

カラーシェードバンド(染めボカシ)

先回にご紹介しましたHPをご覧いただけた方に感謝いたします。

 さて今回はフロントグラスの上の辺に緑色のカラーが発色していまして、防眩効果に役立っていると思いますが、このことに触れます。

 当初太陽光線の眩しさを防ぐためにサンバイザーとしてガラスの内側にカラーリングしたプラスチック板を運転手視線の位置に貼り付けたり、バスの運転席で現在も使用されているアームに取り付けられたプラスチックの下敷きのような物で太陽光が眩しくて運転視野の妨げになるのを防いでおります。 これをガラスに特に合せ硝子に着色する方法がアメリカのフィルムメーカーで開発されました。紫色とブルーの中間の色(パープルブルー)がアメリカ車の殆んどに採用されて、かなりの広い上辺部分を彩色しておりました。これが日本にも採用されて幅広い物は(現在は車体検査で違法ですが)上下を着色して中央部分の十数センチだげがかろうじて透明な物まで現れました。 その後ヨーロッパ車の一部(メルセデス)にグリーン(通称ベンツグリーン)が採用されるようになりその高級感と眼球には緑が優しいという説によって、殆んどのカラーシェードバンドがこの色に彩色されました。これは化学品メーカーに国内でこの中間膜を生産してもらうことになった時とほぼ同時期で日本製自動車のデファクトスタンダードになりました。

 現在は運転視野の妨げにならないように保安基準(国交省)で定めらている可視光線透過率70パーセント以下の濃度に彩色した部分がガラス全体高さの20パーセント以下にすることで陸運事務所で検査を受け合格します。 もちろんこれには運転席と助手席の側面窓も同様で着色には制限が加えられております。 この基準には色を特定してはおりませんので、最初はブラウンやグレーやアンバーなどご希望の方もおられましたが、常時継続的に凝視するには不適格ということでこのような色のフィルムが現在生産されておりません。   また現在の染め幅にご不満の方もおありになると想像いたしますが、ガラス面に貼り付ける車体検査済みの表示ステッカーなど定められた物や、あるいは高い位置に設置された交通信号灯の色識別のため現在の幅以上には拡げられません。 また前述のステッカー以外は保安基準で定められた範囲以上に貼り付けることも基準違反になり車体検査をパスできませんのでご注意下さい。

 ここのところ飲酒運転による悲しい交通事故が連続しておりますが、保安基準など法規によって定められたことは事故防止を目的としてこれを回避できる最低限の規格です。大事故に直結する自動車のことです保安基準を守りましょう。そして安全運転を心がけてください。

2006年9月 4日 (月)

HPを開設

http://www.mageglass.co.jp

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新しくWEBを開きました。

このブログとあわせてご覧になってください。私のところの過去現在未来についてWEBと平行してご紹介していきます。今後ともご期待下さい。

横浜光学曲硝子株式会社

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