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2006年4月17日 (月)

ガラスに目が点

本日4月16日朝7:00からの日本テレビの番組 所さんの目が点 ご覧になりましたでしょうか。

出来はまあまあでしょうか、と申しますのも依然このテレビ局の シンジラレナイ禁断のタブー99 という番組で大きなミスを犯しまして、この業界の関係者から厳重な抗議を受けたことがありました。ですからこのテレビ局の番組を業界関係者が特に注目していたわけです。

その内容は今回丁寧に扱ってくれた強化ガラスについてです。自然現象の一つとして天候の急変時に起こる降雹現象と建築物の被害との関係を扱って、こんなことも起きましてという事で 屋根の一部にガラスが使われていて それが強化ガラスなのに簡単に割れてしまった という事実を映像つきで公表してくれました。          しかし強化ガラスにしては脆過ぎるし割れ方も普通ガラスと同じということで、関係者が見れば明らかに間違いであったのです。

今回はガラスの特性をじょうずに扱っていましたし、強化ガラスの利点と欠点、さらには機能ガラスも紹介してくれていましたので一応業界関係者としては高評価でした。まあ次回につづくという事で、乞うご期待というところでしょうか。

この番組のことはここまでにして、次回は本来の自動車ガラスの話題に戻します。

2006年4月11日 (火)

曲げガラス その2

コメントが付きましたのでもう少し曲げガラスについて話しましょう。

強化硝子でもそうなんですがガラスは溶けているのを固めるのですから、熱い内にいろいろ加工してしまえば簡単でしょなんて!  コメントを付けて下さった 【 sugasikao 】 さんも考えるでしょう。

しかし一旦、板ガラスにしてからでないとそういった高度な加工は出来ません。というのはガラスの性質なんです。すなわちガラスは固体ではなく液状に近いガラス体と呼ばれる状態がそれを説明してくれます。よろしければ今週テレビで解説してくれるようです。以下参照・・・・・

日本テレビ4月16日㈰朝7時から7時30分までの時間にガラスについての内容を放送してくれるようです。是非ご覧になって皆さんで放送内容をチェックしてください。

〖 所さんの目が点 〗 というタイトルの番組です。
http://www.ntv.co.jp/megaten/index.html


“ガラスの原料って、いったい何?(仮)” (2006年4月16日放送予定)

 身の回りにある、身近なもの、ガラス。窓ガラスに食器、車、電車などなど、現代の生活にはもはや欠かせないものですが、その正体となると全く知らないものです。その原料はいったい何?そして、なぜガラスは割れやすいのでしょう?謎の新キャラクター・矢野ばあさんが、ガラスコップの手作りに挑戦しながら、ガラスの素朴な疑問に鋭く迫ります。

 ガラスの原料はいったい何なのでしょう?さすがの所さんも答えられなかったこの疑問への答えを求め、矢野ばあさんはガラスの原料の取れる場所へと向かいました。するとそこに広がっていたのは一面赤い色をした山。いったいガラスの原料は何なんでしょう?

 なぜガラスは割れやすいのでしょう?説明出来そうで、出来る方はまずいらっしゃらないでしょう。実はその秘密は、ガラスの出来かたに有りました。ガラスは固体ではなく液体だった!? 粉々に割れるのも、これが理由だった!? 他の固体にはない、ガラスの特殊な性質に迫ります。これを見れば、あなたもガラスを割らなくなる!?

 割れやすいガラス、これを克服するために開発されたのが強化ガラス。しかしこのガラスはどのように強化されているのでしょう?調べてみるとビックリ!なんと焼きを入れるだけというのです。なぜこれだけでガラスは強くなってしまうのでしょう?そしてなぜ全てのガラスを強化ガラスにしないのでしょうか?

2006年4月10日 (月)

曲げガラスの登場

いよいよ曲げガラスの登場です。

自動車の車体生産には造船業の業者が大きくかかわっています。当時のボディーはモノコック【monocoque】構造で出来上がっておりその接合をリベットで行っていたのがその大きな要因と考えられます。  もちろん私はこの話を晩酌の相手として父からよく聴かされたのですが、窓にあわせてガラスを入れるところからその仕事を始めたようです。しかし流体構造にあわせてコーナーに曲げが必要になり、当時灯台の玻璃板【ハリハン】(ライトハウスの風防ガラス)の製造を手がけていた父の作業所はこれにあわせて試行錯誤を繰り返しながら製造していったようです。  当時の灯台の風防ガラスは当初、三角形に切断したガラス板をつなぎ合わせて円筒状に仕上げそこに光源を収め周囲に光を届かせていたのです。その三角形の左右両端を熱処理して湾曲させてより円筒に近付かせていきました。その技を発展させて平板ガラスを再加熱し湾曲成型していったのです。  もちろん安全ガラスではありません。

2006年4月 4日 (火)

それまでは その後は

もちろんウィンドシールド(Windshield)の無い時代は ドライバーは ゴーグル ( Goggle 潜水メガネ ) をしてその後の飛行機乗りのようなヘルメットにマスクといったような格好で運転をしていたのです。

しかし当時の自動車は馬車よりも遅く実用的ではありませんでした。そこで車体を流線形にすることによって高速走行を可能にしました。つまり ウィンドシールド ( Windshield ) も一枚の平板から複数枚に分割、連結して流体曲線に近くするようになりました。一般的には2枚割、中央を一枚にした3枚割、さらに中央を2枚割にした4枚割という形が定着しました。ちなみに4枚割の左右側面の物がさらに発展して三角ピラー(Pillar)窓になっていくんです。

2006年4月 2日 (日)

フロントグラスとは

自動車のフロントグラスは英語ではありません。ウィンドシールド(Windsield)、もしくはウィンドスクリーン(Windscreen)というのが正しい呼び名です。ウィンドウ(Window)ではなくウィンド(Wind),つまり自動車用風防ガラスという和名が正解です。クラッシクカーでよく見られる風除けの平板ガラスがその初めの姿になります。

はじめに

私の会社では自動車のガラスを作っておよそ50年のキャリアを持っております。それを取り巻く背景と今のこの業界の状況をお伝えし、そして私が今後何をすすめて行きたいかをお話させていただきます。

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